高音急墜型
高音急墜型とは、低音域より高音域の方が聞こえが悪いことをいいます。
高度の「高音急墜難聴」の方は一般的な補聴器を装用しても、2KHz、4KHzの高音域の音を感じ取ることはなかなか難しい。さらに高音域を強調しすぎると、「ハウリング」があったり、音が硬くなって不自然な音になったりする。聞きやすい音に調整すると耳あたりの良い音にはなるが、高音域の改善に繋がらないケースが多い。
高音急墜型難聴は補聴器をあわせるのが最も難しく言語の発達がでやすく見落とされがちな難聴との報告もあります。子供の言葉の遅れや、振り向きなどの行為に疑問がある場合も多く見られます。
*ヘルツについて
500HZ~2000HZの主要言語帯域内聴力が特に必要です。
また2000HZ~4000HZ帯域の聴力が落ちると、子音が聞こえないことで明瞭度が落ちるので言葉としての認識も難しいです。
水平型
聞こえのグラフのより、 どの音の高さも同じくらいの聴力で、低い周波数から高い周波数までがほぼ同様に低下しているグラフ型になり「水平型」といわれます。
山型 谷型
低い周波数と高い周波数が聞こえにくく、中間の周波数は良く聞こえる「山型」。反対のグラフ型を示す「谷型」などがあります
低音急墜型
低い周波数の音が聞こえにくい型を「低音急墜型」と言います。
低音障害型なので、高い音に比べて、低い音の聴力が低下し、低音(周波数)が聞こえにくい状態です 。