子供の携帯電話の必要性はまだまだ問題はあるかと思います。
しかし、耳の不自由な方、難聴などで会話に不便さを感じる子供には、携帯電話=特にメールの機能はとてもありがたいものです。
これなら音声会話が出来ない子供にも、聞き取りにくい場所でも便利に使える事は
まさに時代の恩恵ですね。(*私の娘は聴覚障害=難聴ですので自分の主観も多く入りますが・・)
まだ ひらがなが読み書きできない小さな子供には無理ですが、小学生ともなればメール機能は十分使えるでしょう。
メールであれば、音声会話に多少の不安はあっても、待ち合わせや確認に使えるアイテムですから便利に使いたい機能です。
何より難聴児は「メールすることに集中する恐れ」があります。ですので家庭での電話の使い方の練習は十分に行いましょう
難聴児の電話の選び方としては
とにかく「字が見やすい・触りやすい・目立つ」ものがいいと思います。周りの音への反応が悪いですので、黒い機種で髪に隠れてしまい、周りの人が「電話している事に気がつかない」ようなカラーは避けましょう。あえて、「電話しています!」みたいな目立つ色にしてあげてください。
これにより、周りにいる方が電話中と言う事を認識してくれたり、多少注意が払われると思います。
カメラ機能も付いているものがいいですね。
実際に迷子になっても、GPSを使いながらのテレビ電話や、付近の写真などを送ってもらえると、伝え方の不十分な難聴児でも、探してくれる相手にヒント送りやすいと思います。
携帯電話には、まだまだ可能性が秘められていると思いますが、やはり携帯のメール機能によって、子供の通う聾学校や高度難聴の友人とも気軽にゆっくりと会話が楽しめるようになったのは喜ばしい事だと思います。
今後は携帯メールからgoogleのgmail機能や、ipodまでの多方面での連動で、難聴者でも使いやすいユニバーサルデザイン的な機種がでれば嬉しいですね。