補聴器以外の補助機器


補聴器以外では、難聴者のための集音器 助聴器 増幅器 磁気ループなどもあります。

    聴覚障害者用屋内信号装置 

身のまわりの必要な情報を腕時計に文字と振動によりお知らせします。 玄関のチャイムや電話、FAXの着信などがあると送信機から信号が発信され腕時計で受信します。送信機は誤作動防止機能と携帯呼び出し機能が標準装備。 受信機は液晶表示が消えてしまった後も、ボタン操作により直前の文字情報を再度表示できます。

■玄関の呼び出しチャイム
■ファクシミリの着信
■携帯電話の着信
■赤ちゃんの鳴き声の感知
■火災報知器・侵入者の警報感
などに使えます

    強力振動腕時計

強力な振動!振動部を弾力性のある素材で包み、直接肌に触れさせることで効果的に振動が伝わります。
セットした時間になると強力なバイブレーションでお知らせします。普通の目覚し時計と違い音が鳴らないので、周囲に迷惑をかけることがありません。常に腕に密着するタイプですので、睡眠時の体の姿勢に関係なく振動を確実に伝えます。
耳の不自由な方ばかりでなく、旅行・出張中の目覚しとしてもお勧めです。現在時刻はアナログ式、目覚し設定はデジタル式で簡単・そして正確です。

    無線タイプの住宅用火災警報器〔煙式〕

火災を感知すると警報で知らせると同時に主に聴覚障害を持った方へ「光」と「振動」と「文字表示」によって即時に知らせられます(※受信器は別売り)。
火災の煙を感知すると警報と同時に、受信器に電波を送信して、火災の発生を知らせることができます。
*住宅用火災警報器として日常生活用具給付の対象品もあります

    個人向け 磁気ループ

個人向けに(8畳くらい)使えるタイプの磁気ループもあります。
どんなに素晴らしい補聴器を使っても相手との距離が離れたり部屋が大きかったりすると言葉としての聴き取りが難しくなります。天井や壁からの反響が邪魔をするからです。これをカバーするのが「磁気ループシステム」です。

原理は至って簡単で部屋の内側を電線で数回巻いて大きなコイルとします。
このコイルに出力数W~数十Wの音声信号を流してやると弱い磁気に変わって部屋中に行き渡ります。(難聴支援のセンターや聾学校には磁気ループが貼ってありますので運動場や体育館でも切り替えて使います)

この磁気を数百MHzのコイルで拾ってマイクが増幅できる程度のアンプに入れると聞き手が部屋のどこにいても、話し手が目の前にいるかのように残響なしの声が聞き取れます。補聴器には、切り替え式の受信用コイルが内蔵されているものと内蔵されていないものがありますが、上記のような施設での利用を考えると、極力内蔵タイプを選んだほうがベストではないでしょうか。補聴器に内蔵されてない場合は、専用受信機を利用する事になります。

    増幅機

補聴器ではありませんが、色々なタイプの増幅器というものもあります。見た目は箱型の補聴器のようですが、医療用ではありません。しかし、補聴器では全ての音が(雑音も含む)大きくなるのに比べ、増幅器は音声が大きくなり、きしみ音、機械音などの雑音は大きくならないのが特徴です。

実際に私も使ってみましたが、かなり音声は明瞭に聞こえますので、快適でした。もう少し小さくなれば、「持ち運び」や「装着」がよいのにな~と思います。

これらの開発側は、これを有声子音から無声子音にかけての大切な周波数が切り捨てられているため、音は聞こえているけれど言葉の意味がよくつかめないと言う事らしいです。

周波数で言いますと4KHzから少し上の部分で、ここがきっちり再生できるかどうかで言葉の聴き取り能力が大きく変わるようです。補聴器から疎外されている音を拾いあげるための補助機器です。例えば、補聴器では聞き取れない周波数で、両耳115dB、殆ど聾と隣り合わせの人が会話ができている例もあります。

補聴器を使うのが早いような乳幼児から、お年寄りまで使用の幅も広いと思います。増幅器として、代表的なものには「ソラ」「みみ太郎」「きくちゃん」「グッドイヤー」などがあります。

以下はグッドイヤーの見解です*HP参考

高度難聴(最重度難聴)でも聞こえる理由

通常、難聴 者は健聴者に比べ小さい音が聞こえませんが、やかましく感じる音の大きさは同等です。従って、小さい音が聞こえるように音量を上げると大きな音が煩く、かといって大きい音が適度に聞こえるように調整すると小さい音が聞こえません。そのため多くの補聴器では大きな音がある時だけ、自動的に音量が下がる回路が設けられています。ところがその回路では、大きな音が在ると共存する小さな音の音量も下がってしまいます。つまり、このような補聴器では大きな音と小さな音が混在するとき、小さな音は聞こえません。その上、音量がフワフワと変動したりします。

しかし、人の声には異なる大きさの音が同時に混在していて、これらが共に聞こえなければ何を話しているのか判別できません。従って、高度難聴 者(重度難聴 者)は上記のような補聴器で人の言葉を聴き分けるのは困難です。(老人性難聴は高い音が聞こえ難くいので、高い音を強調するモデルは多いのですが、高い音でも大きな音は多く、このような補聴器の音は煩い、特に衝撃音が大きいものが多いと言えます。)

グッドイヤーの回路は、小さい音の大きさはそのままで大きい音だけを小さくします(特許出願中)。そのため小さい音が聞こえるように音量を上げても、大きい音が煩くありません。だから高度難聴でも小さい音と大きな音を同時に聞くことができ、言葉を理解出来ます(音量が変動することもありません)。この驚異的な聞こえを是非ご体験下さい。

※商品によって貸し出しや返品対応がありますので興味のある人は試してみるのも良いかもしれませんね


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