高知県 難聴児を持つ親の会 総会が5月10日に
高知県ろう学校の教室をお借りして、行われました。
高知県難聴児を持つ親の会は、元々は高知県 療育センターの難聴通園部からの
発足です。2年くらい前までは、療育センターのお部屋をお借りしていましたが
現在の活動会員さんがろう学校に通っていたりする子が多いので
高知ろう学校で今年は開催しました。
日曜なんですが、高知ろう学校の校長先生、山中先生が参加してくださいました。
本当にありがとうございました。
ちょっと私、遅刻してしまいまして・・・オーマイーガ~
けれど、一番重要な「座談会」には間に合いました!
この座談会・・。なにがよいかと申しますと・・・
「生の難聴児の親の声が聞ける!」ということです。
私自身、コレが目的?!で入会したようなものです(^_^)
専門家のアドバイスもとっても大切です。
けれど、「育てていく、毎日生活している」のは親です。
何でもないような疑問とか、不安とか。
これが、わからない~~んですよね。
たとえば、私は最初こんな質問していました。
「ひらがなってどうやって読んだり、教えたりできるんですか?」
「字、書けるようになるんですか?どうやって教えるのですか?」
・・・健常児も育てている私ですが、どうやってひらがな教えていいのか
本当にひらがな が読み書きできるのか???
単純に疑問でした。 いえ・・真剣な疑問でした。
カードを作りまくって、言葉だけではなく写真や絵を描いているんだけど
これから先、「すべての事柄を写真には取れないし描けない」
「何万とある言葉のすべてをどうやって教えればいいのか」と思っていました。
3歳で7語しか話せなかった子供が、
今では流暢な「土佐弁」を話しています。けっこう上手です。
余計、難聴には思われません。(ちょっとコレ損します)
クレヨンでなぐり書きさえ出来なかったのに、自分の名前はもちろん
なんか、ひらがな書いてます(笑
別に親の会に入ったから出来だした!というわけではありません。
でも、「本物の難聴児の親」の皆さんの実話はおもしろいほどためになります。
面白いほど、難聴児の親の方とつながりができます。
難聴であると知ってから、やっぱり2年ぐらいは余計な事を考えていたと思います。
一足飛びに物事は成り立たないと知りながらも
目に見える成長ステップを望んでいたとも思います。
今はちょっと現実志向すぎるほどですが。
難聴であるこの子供たちが、いかにして社会に参加できるか?
どういう形で、自分の人生をまかない、自分の足で立って歩けるのか?
なが~い目で、親子でやるしかないです。
たまに、ヒジョーーに、しんどい時があります。
だる~い時もあります。
親として全く情けなくなり自己嫌悪に陥るときもあります。
けれど、どうも難聴キッズのお母さんたちもあるみたいで
「あ~私、普通かも∀」・・・と、勝手に安心したりしています。
今日も、結局、長くなってしまって
さようなら~と言ってから、さらに玄関で立ち話・・。
また、盛り上がってしまいました。
次は、個別お茶会でもしましょう~