難聴を知ったとき


我が子が難聴だと聞かせれた時、初めて「難聴」という障害を知りました。ガーンッッ

「聞こえないから補聴器を使いましょう」と言われた時も、補聴器さえつければ聞こえるんだ と単純に音量が少しくらい低くても大丈夫でしょ?なんて簡単に考えていました。

時間の経過・子供の成長とともに、聞こえない事の本当の大変さを思い知らされました。

聞こえない=言葉が聞けない=言葉が入らない=話せない=コミュニケーションが難しい

という、思考に直面しました。が、現代の医学で元々耳の細胞の問題であるものは治らない(今後はよくなる可能性はあるかもしれませんが)
ならば!

    難聴の教育方法を考えるしかない

と考えたのです。
悩みますし、色んな選択をしなければなりませんでした。

どうしてこんな事になったのか?

遺伝性もあるから誰か親族に耳の悪い人がいたのか?
そんな無駄な事を調べている時間も余裕もありませんでした。誰のせいでもないし、何が悪かったか、そんな事よりも、

今後、どうやって聴覚障害である我が子を育てていこうか?

と、思案する方がずっと有益な事だと思いました。そして、少し不便はあるだろうけど授かった全てのものを受け入れる事が一番じゃないのか…という結論に達しました。普通に子育てをしながらも難聴を理解して少し工夫をしてやることが
親子にとっても楽しく長続きするんではないかなと思います。

「今のまま」で十分だと心から思っていれば、聞えない事すら「この子の特徴」と捉えることもできますので。

こんな事から難聴(中度難聴・高度難聴など)というものを勉強しながら、子育てすることになりました。


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