今日は聾学校で、難聴児 親の会の総会がありました。
学校は振り替え代休で休みだったのですが、先生方も出席です。
総会といっても、聾学校の校長先生はじめ、学年部長の先生がたなど、日頃顔を会わせることの多いお母さん方の出席ですので、アットホームな雰囲気です。
親の会は、難聴児を持つ親・難聴の育児の悩みなど、なんでも先輩ママさんが実際にやってきた事や、やり方も話の中で吸収する事が多いですので、私にとって年に何度かのこの会は楽しみのひとつです(*^_^*)
インターネットで沢山の事を調べても実際に体験した方々の「生の声」を聞けるのは、なるほどね~と思うこと一杯です。
働きながら、難聴児を育てるのは、時間的にも兄弟児の対応にも工夫が必要ですので、あんなこんなも、色々聞けます。
今日は事前に知りたいことを用意して出かけました。
知りたいことは
①FM補聴器を日常の生活に入れることについて
②語彙の増やし方、概要のひとくくりを「細かく分散して理解するには?」
他に、高度難聴の子どもさんで、人工内耳をしなかったのは何故?など・・・。
まぁ、聞きたい事は日常たくさんあるのですが、会話の流れで聞ける事も多く、今日は「これは聞いておこう!」と思っていたことを、先輩ママ・学校の先生に聞いて見ました。
①FM補聴器の利用について・・・
我が家でのこのFM補聴器の使用の希望目的としては
「この子の最善に聞こえる為」です(^^♪
別に、FM端子を使って、喋れるようにとか、聞こえがよくなるなどの「おまけ」?!ではないです。
もちろん、FMを使って「正面からの話しかけをやめれる」などの手抜き利用目的ではありません。
雑音が入らず、読み聞かせや、二人での会話のやりとりが「ベストな音で」あれば、ソレに越した事はないんでは?という理由です。
コレについての先生や先輩ママさんのご意見
・上記のような理由であれば、有効な使い方かもしれない。ただ、生活音がFM使用時には入ってこないので、FM使用は必要に応じてつかえばいいのではないか。
・普通小学校に進学するならば、FM保障は絶対必要だが、このまま聾学校にいるのであれば、学校内にはループが張りめぐっているので、学校内では心配入らない。
・いきなり、FM補聴器(端子)を購入すると、もったいないので一度試しに出来ないか、視聴できないかを補聴器やさんに聞いてみてからの方がいい
などの意見をいただきました。m(_ _)m
ふむ。なるほど。
そして、懸念される「離れて会話してしまう」(そんなつもりでなくても、つい!聞こえがよくなると離れた会話になりがち)などの点は、使用する親が目的に沿って注意する他は、ないな~と思いました。
②語彙の増やし方・言葉のグループなど
私の子供の知能?段階にもよるのですが
5歳児で概念の理解や、グループ分けは難しいようです。
(グループとは、例えば「テレビを見る」と言う大きなグループで「コマーシャル・アニメ・ニュース」などの小グループのことです(*^_^*)
放っておいて、年齢が来たらわかるようになる!の形が私の希望だったんですが、そうは行かないようですね。
方法としては、ひたすら!!「これはコマーシャル」「あ、コマーシャル」・・・など、ひたすら親が勝手に話しまくる(^o^;) は効果がありそうに思いました。 というか、それしかないのかな?って感じです。
言葉の「大きい・小さい」グループの勉強はもう少し先に、だんだん入ってくるようです。
今日の会は、忘れてた!!事を沢山思い出しました・・・
絵日記の活用やら、言葉のかけ方など「あ!そうだったよ・・(T_T)」 と再確認。
とっても充実した話し会でした♪
親の会について
★年会費は¥3000です。
会報が年に4回。全国紙「ベル」が6回きます。
難聴児やろうの色んな情報誌です。高知では難聴児の人数が少ない分、情報が入りにくい地区なので、この会で色んな親御さんと知り合える(意見交換できる)のも嬉しいですし、夏やクリスマスには子どもたちも交えて、交流会もしています。別に聾学校に通っていなくても入れますヨ。