信州大付属病院(松本市)は皮膚がんと先天性難聴、肝疾患の3分野で、先進的な治療法、診断、情報収集などを始めると発表されたようです。
これにより、少しでも医学が進歩して、
子供達の未来に明るい希望がさせば良いなと思います。
以下記事の引用です。
◇先天性難聴で遺伝子診断
信大付属病院は先月から、先天性難聴の原因となる遺伝子変異の有無を調べる「遺伝子診断」を始めた。先天性難聴の半数程度は遺伝子変異に原因があるとされるが、遺伝子診断は全国で初めて。
厚生労働省から保険診療と自由診療を併用できる「先進医療」に承認された。病院は「原因を遺伝的に特定し、治療などに生かしたい」と話している。
宇佐美真一・耳鼻咽喉(いんこう)科長らは全国36の大学病院などと共に、4000以上の難聴患者とその親族の遺伝子を解析。難聴の原因となる複数の遺伝子変異を突き止めた。
遺伝子診断は乳児の10種類の遺伝子について、47の変異の有無を調べる。遺伝子変異ごとに発生部位や症状の重さ、進行速度が違うため、これまでより効果的な治療が見込まれるという。めまいなどの合併症が予想される場合は定期的な検診をし、遺伝子変異に対する患者、親族の不安への相談にも応じる。
先天性難聴は1000人に1人の割合とされる。遺伝子診断は保護者の希望で受けられ、診断の際の料金は4万6500円。
問い合わせは、耳鼻咽喉科0263・37・2791
引用 信大病院:皮膚がん・先天性難聴・肝疾患で、先進的な治療法・診断・情報収集